こんにちは。すぱ(@supa_kun_)です。
先日新聞で「国内最後のトロリーバス「廃止」検討…立山黒部アルペンルート、部品調達難しく(読売新聞)」という記事が出ていました。
この記事を見て今のうちに乗っておかなきゃ、さらに調べるうちに室堂からの星空は最高という情報を得てこれは写真旅行に行かなきゃ、と思い立ちツアーで参加することにしました。
立山黒部アルペンルート
北アルプスを貫き、富山と長野を結ぶ山岳観光ルート
立山黒部アルペンルートは標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートです。総延長37.2km、最大高低差は1,975m。そのほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあります。富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」まで乗り物を乗り継ぎ、いくつもの景勝地を通って気軽に、雲上に広がる立山黒部の雄大な大自然を満喫することができます。
画像・紹介文は(立山黒部アルペンルート公式ホームページ)より
ツアーで参加
(ここからはエッセイ風に)
10月下旬、私は立山黒部アルペンルートの旅に足を踏み入れた。一週間前に予定していた旅は参加者が足りずに中止となったが、幸いなことに別の日程で参加することができた。
白馬マウンテンハーバー
旅のスタートは大阪からの長い移動だった。富山経由で長野県へと向かい、最初の日のメインスポットは白馬マウンテンハーバーだった。三段に色づく紅葉が彩る白馬三山の姿を楽しみにしていたが、残念ながら濃い霧に覆われて何も見えず、心が重くなった。
雨が降り始め、霧に包まれた中、じっと待っていると、少しずつ景色が現れ始めた。それでも、辛抱強く待っていると少しずつ姿を現し始めた。
立山黒部アルペンルート(扇沢~室堂<立山ホテル宿泊>)
翌日からはいよいよ立山黒部アルペンルートの冒険が始まった。扇沢から室堂までの移動は、黒部ダムを経由して行われた。電気バスに乗り換える関電バスは、紅葉に包まれた黒部ダムまでスゥーっと導かれた。ダムでは霧雨の中で見えた虹も心に残った。しかし、地下ケーブルカーを下りると、そこには雲と雪景色が広がっていた。
トロリーバスに乗り換え、トロリーバスは静かに電車のような走行音が響き渡った。その瞬間、私はこの貴重な体験に心を奪われ、時が止まったかのように感じた。
立山室堂に到着した時、そこには雪に覆われた山々が迎えてくれた。当初、霧と雪で星空を見るのは難しいだろうと思っていたが、夜が更けるにつれて雲が晴れ、満月の明かりに照らされた星空が現れた。満開の星空とはいかなかったが、冷たい空気に包まれた美しい星空を見ることができた。
最終日は、ホテル立山の特別なアクティビティであるご来光バスに参加した。晴れないと実施されないこのアクティビティは、20日ぶりに実現した。大観峰で迎えた美しい日の出は、まるで心を洗われるような感覚を与えてくれた。
立山黒部アルペンルート(室堂~立山駅)
3日目最終日は、室堂から弥陀ヶ原を経て立山駅へと下る道のりだった。標高が下がるにつれて、再び紅葉の美しい景色が目に飛び込んできた。
初めは不安定な天候が心配されたが、最終的には充実した3日間を過ごすことができたのだ。
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