マニュアルレンズがAFできるCONTAX AXレビュー

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こんにちは。すぱ(@supa_kun_です。

今回、ある特徴に惹かれて手に入れたCONTAX AXという機材をご紹介いたします。

CONTAX AX

1996年発売。CONTAX一眼レフ初のオートフォーカス一眼レフカメラ

CONTAX AXの特徴(Wikipediaより参照、一部抜粋)

オートフォーカスはレンズ系を駆動するのではなくフィルム面を前後させてピントを合わす方式を採用。これにより今までのレンズを新たに作り替えずにそのまま使用できるメリットがある

もうこの1点に限るほどそこが一番特徴のカメラ。従来のレンズをそのままにオートフォーカスを実現、装着レンズのヘリコイドを繰り出すことでレンズ単体の最短撮影距離を上回る接写も可能。

実質マウントアダプターを使えば他社のレンズを利用してもオートフォーカスが可能。と夢のようなシステムである

夢のようなシステムだがいいことばかりではなく、

AFのピントは中央1点のみ。そしてAFは早くない。

実際の様子を動画で撮ったので見てください。

正面からのAFの様子

背面から

このようにフィルム面が前後します。そのためにカメラの厚みは最近のカメラの中でもかなり厚みがあります。

データバックD-8

データバックD-8はCONTAX G2と同じシステムで、カメラの撮影データ(露出補正・シャッタースピード、F値、撮影モード)をコマごとにフィルムの1枚目2枚目(36枚撮りの場合)に記録してくれるシステムです。日付もフィルムのコマ間に記録してくれます。写真にデートは撮影されないのもG2のデータバックと同様です。

作例(レンズ Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4)

フィルムはFUJIFILM SUPERIA X-TRA 400

まとめ

マウントアダプターさえあればAFできると書きましたが、現在コンタックスヤシカマウントボディへのアダプターは「M42→ヤシカコンタックスマウント」の1種類しかありません。

ヤシカ、コンタックスのカメラの新規開発がもうないため今後このマウントのためにアダプターを作るということはないと思います。そこは残念ですが、安価で買えるCONTAXツァイスレンズを使えるメリットは十分にあると思います。さらにドマイナーで安価ですが実は解像度がすごいヤシカMLレンズもあります。

CONTAX G1と共にとんでもAF機を使っていこうと思います。

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