こんにちは。すぱ(@supa_kun_)です。
タムロンのマウント交換式レンズシステム「アダプトール2」
このレンズ、マウントを交換するだけでいろんなメーカーのレンズに装着して使える夢のようなレンズシステム でした。
でした。というのはもう過去形ということで、MFレンズ時代の話です。AFにこのシステムが対応できなくなり1998年に発売されたのが最後です。
しかし当時は高級だったレンズが10分の1以下で売っている場合などもあり、かなりお得な状態です。ミラーレスデジタルが普及した今、色々使えるようになって私も数本所有しています。
SP 35-105mm F/2.8 Aspherical
SP 80-200mm F/2.8 LD
SP 90mm F/2.5
大三元ズームレンズ2本にタムキュー1本。このスペックだと今各メーカのレンズだと2桁万円レンズなのですが、全部1万円前後で手に入れています。3本ともSPレンズで当時の定価は8.8万円、14.3万円、5.3万円でした。
200-500mm F/6.9
今回手に入れてレビューするのは、過去3本の中で最も発売時期が古く、安く、大きく、重いレンズです。
- モデル名:06A
- マウント:アダプトール2
- 焦点距離:200-500mm
- 開放F値:6.9
- レンズ構成:8群14枚
- 最小絞り:32
- 最短撮影距離:3m
- ズーム形式:回転式
- フィルター径:82mm
- フード:内蔵
- 重さ:2770g
- 最大径X全長:90mmx374.5mm
- 価格:\120,000
当時としては超望遠ズームレンズでした。しかし当時の技術的にF6.9という明るさでもこれだけ大きく重いレンズになってしまっています。
ちなみにこのレンズ野口さん2枚で手に入れています。
キヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMと比較
今回私の所有しているキヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMと比較してみたいと思います。
ちなみにEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMのスペックは
- 焦点距離:100-400mm
- 開放F値:4.5-5.6
- レンズ構成:14群17枚
- 最短撮影距離:1.8m
- ズーム形式:直進式
- フィルター径:77mm
- フード:取り外し型
- 重さ:1360g
- 最大径X全長:92mmx189mm
- 価格:\120,000
- 発売時期:1998
大きさの比較すると、長さはタムロンはEF100-400mmの倍、重さも倍。見るだけで重そうです。
写りの比較(カメラはα7RIII、F11で撮影比較)
1)200㎜
タムロン 200-500㎜
キヤノン EF100-400mm
拡大 タムロン200㎜
拡大 キヤノン
拡大すると文字のところがわかりやすいですがキヤノンははっきりくっきりしてますが、タムロンは少し眠い画像になっています。
2)400㎜
タムロン 200-500㎜
キヤノン EF100-400mm
拡大 タムロン400㎜
拡大 キヤノン
200㎜のときの比較のときよりタムロンの写りが少しシャープになってる気がします。
まあそれでもキヤノンのレンズと比較すると解像度に差があるのは一目瞭然です。
3)500mm
タムロン 200-500㎜
500㎜だとここまで大きく写せます。
作例
重くて暗くてマニュアルのレンズなので手振れはものすごくしやすいです。
ピントがばっちりくるとそこそこ解像はするようです。
なかなか動き物を撮るのは大変な感じですが、もう少し使う機会を探りながら撮っていこうと思います。
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